普段していた仕事が、いままで当たり前のようにしていた仕事が急に無くなる。自分が仕事が無い時に、他の人からも仕事をもらえない…。あなたはこんな経験がありますか?
「まさに今仕事が暇で苦痛でたまらない!」という方はこちらもどうぞ
事務仕事が暇すぎて毎日とにかく苦痛…5年間事務で自分だけ仕事が無かった時に試した事
私は、仕事をしようと思っても、仕事になるものがない…。仕事があっても、始業開始して30分もしないうちに終わってしまう…。そして、残りの仕事がほぼ無いから、仕事が入らない時はただひたすら数時間デスクに座っているだけ。というある意味、苦痛しかない時間を過ごしていました。
最初は暇ではなかった
私は最初、機械・電気配線がしたくて今の会社に入り、未経験から勤めて10年以上になりますが、当初は「毎日仕事が無くて暇!」という状況ではありませんでした。
もし仕事が暇で手空きの状況があっても、2~3日から、1週間ほどでおさまり、また次の仕事をしていたので、手空きの時間に次の仕事の準備を進めていました。
仕事が暇になるきっかけ
最初は手伝いをしていた
今までは、会社内で、工場のラインで製品を搬送したりするような大きな産業用機械の電気配線を担当していました。
ですので、配線作業が終わって次工程の人に機械が移っても、配線の残作業や片づけなどがあったり、次に製作予定の機械の打ち合わせがあったりして、暇でもなければ、忙しくもなくゆっくりとした時間の流れ方の職場でした。
ところが、ある年のチラチラと雪が舞いだした年末に、当日の夕方、急に社長から声がかかったのです。
社長が私のいる制御課に来て言いました。
日乃助
手元でやっていた他の仕事を、現場のリーダーに、自分がどこまでやってあるか説明して引き継いで頂き、私は事務所へ向かいました。
社長
日乃助
社長
データの拾い出しのやり方を大まかに教わり、事務所の空いていた席にあったPCをつけ作業を始めました。 データの拾い出しと打ち込み作業をしていると、しばらく後、社長がきてこう言いました。
社長
日乃助
こうして、当時は期間限定での作業と思い、期限もあるし、「ちょうど自分の部署も少し暇でよかった。さっさとこの作業を片付けられるように頑張るか!」と思って打ち込み作業をしていたのです。
事務の仕事は正直とても嫌いでした(苦笑)
高校を商業校に選択し、入学・卒業したにもかかわらず、です。
成績もよくなく、授業では一番とまではいきませんでしたが、とにかく体を動かさず、地味な作業の授業が暇に感じつらかったのを覚えています。夕方になると退社時間を気にする人ではないですが、授業の終業時間ばかりが気になっている学生でしたね…^^;
とはいっても、この時任されたのは、事務所内ですでにあるデータをPCに打ち込む作業も含まれていたので、単純作業を繰り返していくのは嫌いではなかったため、前向きなやる気で取り組んでいました。
約束の2週間が近づくが…
そんなことで、社長のデータ整理(拾い出しなど)の事務作業を手伝っていたある日、最初言われていた期限の2週間がそろそろ近づこうとしていました。
社長
社長
などなど… 外に出るのが好きな私は、深く考えもせずに、「はいわかりました。」と承っていました。(今思うと、単に「都合よく使われていただけ」なのかもしれません^^;)
しかし、2週間が過ぎても1か月が過ぎても、果ては半年が過ぎても、一向に元の部署に戻る気配はありません。
衝撃の一言
仕方がないので、ある日、私は社長に聞きました。
日乃助
社長
日乃助
私の言葉を聞き、社長は少し苦笑いしながら言いました。
社長
日乃助
日乃助
かくして、今まで7年近くお世話になった部署から抜け、あっさりと事務職デビューを果たしてしまいました。
なぜ仕事が無く暇になった?
今まで事務のジの字も知らなく、事務の仕事自体苦手だった私が、事務職をやるにはかなりハードルが高く、それでも何とか一日も早く覚えようと頑張ってその後を過ごしていました。
そんなある日、数ヶ月ほど社長がお休みを取るとの話が副社長からあったのです。
副社長いわく社長は病気療養のため入院しているので当面出勤してこれないとのこと…。
それなら仕方がないと、私も今度は、副社長のもとで指示を聞き日々の仕事をこなしていました。
そして…
社長が、がん闘病の末、亡くなったことを会社の朝礼で聞かされました。
主に社長の元で、秘書的な立場で仕事をしてきたのですが、その他の事務所の人たちとは話こそすれど、何年も同じ慣れた仕事をおのおのしてきていたので、今さら、右も左もわからない新人のような私に振る仕事などありません。
当初のうちは、
社内無職 日乃助
と事務所内の誰にでも聞いていたのですが、帰ってくる返事は
事務所 同僚
でした。なので、途端に仕事が激減しました。
それからは、事務所内での電話応対や受付に来る来客の方への応対、毎日届く外注先からの納品書・請求書の伝票入力が、それからの主な仕事になりました。
ですが、電話応対も自分自身で話を聞いたり対応するのではなく、他の人への電話の取り次ぎが主だったため、時間もかかりません。 伝票入力も毎日行っていれば、どんなに遅くても小一時間で終わってしまいます。
残りの6時間近く、毎日毎日ほぼ何も作業せずに過ぎていきました。
しかし、今まで体と指先を動かして作業していた身分の私にとっては、椅子に座ったまま何をするでもなく、ボーっと半日以上の時間を過ごす、というのは拷問以外の何ものでもありません!
なので、何とかして仕事につながるようなことをしたい!自分の身になることをしたい!と思い立ち、このことを試すようになりました。
事務仕事が暇すぎて毎日とにかく苦痛…5年間事務で自分だけ仕事が無かった時に試した事
まとめ
毎日、自分の裁量で仕事を決めれる人はまだしも、他の人や他の部署から仕事を受けることが多い人は、そういった外からの影響が大きいですよね。
なので、状況次第では、私のようにまったく仕事が無くなることもあり得るでしょう。
しかも、毎日暇だからといって、すぐに仕事を辞めるわけにもいかない…
そんな時に、何とか仕事を辞めず、自分の中でも仕事がない現実に対して、イライラやモヤモヤをなるべく感じず、過ごせる方法を編み出していきたいものですね。
私なりに暇で苦痛な時間を過ごすために考えたこと
事務仕事が暇すぎて毎日とにかく苦痛…5年間事務で自分だけ仕事が無かった時に試した事
参考になれば幸いです。
ちょうど社内で配置換えがあり、自分だけ仕事が減るという事態になり、こちらの記事にたどりつきました。
特にメンタル面が参考になりました。腐らず行きたいと思います。
ちなみに同じく40代女性で、レッドアイが好きです。笑
miko様、初めまして。
数あるブログの中から当ブログを読んでいただき、さらにコメントまでありがとうございます。
仕事の量が減った時、特に自分だけ仕事が少なくなった時はどうしても頭のどこかで、「なんで自分だけ…」
という様に、モヤモヤとかすっきりしない気持ちになりやすいものですよね^^;
メンタル面、ご参考頂きありがとうございます。
一時的にでも、仕事が減っている時期を過ぎたらまた仕事の量が戻ってくるといいですね。
レッドアイ好きとのことで勝手に嬉しくなってしまいました(笑)
今後のご健闘願っております^^