転職活動中に、求人情報で気になる会社を見つけたけれど、
という人へ、少人数の職場にも多く勤め歩いてきた私が、「少人数の職場での人間関係において、注意と覚悟しておいたほうがいい事」を自分の経験踏まえて、書いていきますね。
世間の職場といえば、いろいろな人、人数も様々です。とかくその中でも少人数の職場は、人間関係が良くも悪くも凝縮されています。人数が少ない分、どうしても自分と合う人合わない人が出てくるでしょう。
そこで、過去私が勤めていた職場の事例も混ぜて、少人数の職場に勤めるときに人間関係で注意・覚悟しておいたほうがいい事をあげていきますのでご覧ください。
少人数の職場へ勤める際に注意すること
仕事内容は、やりたい仕事だけどその職場のことを調べてみたら、どうも人数が少ないことに気づいた…。
よくある募集文言ですよね。
ただ、実際そういった職場に過去に勤めたことのある私から言わせてもらうと、下記のようなこともあるので要注意です。
派閥ができている場合がある
どこの職場でもそうですが、特に会社人数が少なく、女性が多い職場ですと、知らぬうちに「派閥」の人間関係ができている可能性があります。(そんな職場も今は、昔よりは少なくなってきたかもしれませんが…)
そういう場合、入ったばかりですと、自分たち仲間グループに引き寄せるため、あなたへ、相手側グループの心証を悪くさせようと、相手の悪い話をしてきたりすることがあります。そんな話しかけに対する対応も考えなければなりません。
社長や責任者から目を付けられると職場に居づらくなる
以前同じような仕事をしていても、勤め先が変われば、ほぼ未経験と同じような立ち位置になってしまうので、入社したては、色々とわからないことがでてきますよね。
しかし入社したてであろうが、普通に頑張って仕事に取り組んでいても、その態度が社長や責任者の気に入らないものであれば、いちいち細かく指摘されることがあります。
例えば、本来なら正確にやらなければならない仕事を、間違えない様取り組んでいたら、そんなやり方ではトロイからとにかく早く終わらせろと急かされ、その結果ミスが起こり迷惑をかけた人から叱られ、自分が嫌な思いをしてしまうなど…ですね。
もちろんそんなことを社長や責任者に報告しても「あなたが悪い」で一掃されます。残念ながら(;一_一)
なのである意味前項の「派閥のボスに気に入られるようにする」より、「社長や責任者に正当な方法で気に入られるようにする」ほうが難しいかもしれませんね。
ただ、逆に気に入られてしまえばこっちのものです。
職場の環境で、これはおかしいという事を提案しても、案外すんなり改善に動いてくれたりなど可能になるでしょう。
現場に関して改善点を見つけても改善できないことが多い
少人数の職場の特徴の一つとして、実際職場で働き始めると、もっとこここうしたほうがいいんじゃないか?と思うことが出てくるかもしれません。
例えば、過去にスーパーの惣菜部でパートで働いてた、入社して3ヶ月のこと……(昔の話なので会話はうろ覚えな点があります;)
といったように、私自身の伝え方にも言い方や問題があったかもしれませんが、その後も改善されることなくそのやり方で仕事が続きました。
それから、一つの部署でそのようなスタンスの仕事のやり方ならまだしも、会社のトップからすでに「社内の問題点を改善しよう」という気が無いと、仮に納得いかずに自分ばかり改善に動いていても空回りしたりで空しい結果になることが多いです。
気の合わない人とも長時間仕事をしなければならない
短時間勤務でもない限り、シフトがその人と合った場合、一日中その人と仕事をしなければならないストレスがあります。
まして社員の場合は、その人が私用や傷病で休むか、会社が休みの日以外は、毎日顔を合わせなくてはなりません。
少人数の職場だと、一人の人と接する時間が長くなりがちなので、その相手が気の合わない人だと途端に苦痛になってしまいますよね。
プライベートなことも根掘り葉掘り聞かれることがある
その職場の人たちがみな、「人のプライベートには無関心」な人ならいいのですが、誰か一人でも「他の人のプライベートに興味深々!」な人がいると、ちょっと面倒なことになるかもしれません。
というのも、もしあなたがその人からターゲットにされた場合、根掘り葉掘りプライベートなことを聞かれるかもしれないからです。
何かあったときは孤立しやすくなってしまう
少人数の職場で、前項で書いたような派閥ができていたり、他の人とそれほど親しくない場合、仕事上でトラブルがあった場合孤立してしまう可能性があります。
責任者のいう事が正しいという風潮がある
少人数の職場の場合、例えば家族経営の会社とか、身内で経営している会社もよくあるかと思います。
そんな場所だと、自分が「これはおかしいでしょ?!」ということも、責任者や会社のトップに黙って従わないと辞めさせられる可能性があります。なので、どうしても「辞めさせられたくないから仕方なく従って仕事する」ことをせざるをえません。
逆に、会社のトップや権力ある人が「常に改善していきたい」という建設的な考えの持ち主であれば、人数が少ない分、すんなりその改善策が通って仕事が今まで以上にやりやすく快適になるでしょう。
まとめ
少人数の職場でも、その職場に入ってみてしばらくしないと見えてこないものもあります。もう一度少人数の職場に勤める際に、注意しておいたほうがいい事や頭においていたほうがいいことをまとめますね。
◇派閥ができている場合がある。
◇社長や責任者から目を付けられると職場に居づらくなる可能性がある。
◇現場に関して改善点を見つけても改善できないことが多い。
◇気の合わない人とも長時間仕事をしなければならない。
◇プライベートなことも根掘り葉掘り聞かれることがある。
◇何かあったときは孤立しやすくなってしまう。
◇責任者のいう事が正しいという風潮がある。