過干渉な母を持つ娘の心の叫び|母親よ!ここまで私を潰す気か!

どうも日乃助です。

突然ですが、あなたはご両親やあなたを育ててくれた人と、良好な関係を保

てていますか?

ことさら自分の親となると、普段一緒に暮らしていたり、近場に住んでいる

と何かとあなたに色々言ってくることはないですか?

 

それも時として「そんなことくらいわかってる!」とか「もー、いいからほ

っといて!」というレベルで。

親はきっと本当にあなたを思って、気にかけて心配してくれてると思います。

特に母親はね。

いいんですよ。 純粋に親として子どもを大切に思うのは。

愛されてるって大歓迎。

 

ただし! 必要以上に「あなたが心配だから○○する(した)」

 

コレ、マジ勘弁! 本当にほんっとーーーーにやめてほしい。

 

今回はそんな母親を持った子どもの苦悩と、もしあなたがそういう親御さんを

もっていたら、その親とどう付き合っていけばいいか、対策を書いていきた

いと思います。

※ちなみに、わたしは父親がいない一人っ子なので、その視点からの記述になりますが、ご了承頂けると幸いです。

 過干渉な母親とはどんな親?

ところで、子どもに過干渉な親とはどんな親を指すのでしょうか。

(個人的には必要以上に過剰に子どもをコントロールしたりする親だと思っ

ています)

一般的には「過干渉な親」とは、子どもが望んでいない事までやってしまう

のことを指しているようです。

過干渉な母親の特徴

・子どもの全てを把握していないと気が済まない。

(子どもの人間関係や、行動など。親が『子どもが誰となら接していいか』相手を選んで許可している場合。

・子どもがどう思っているか、子どもの気持ちを考えようとしない。

・子どもの意見を聞こうとしない。

・自分と子どもの考えてることや意見が違うと許せない。

・親自身が自分=子どもと考え、子どもでも「自分とは別の人間である」という意識(境界線)がない。

代表的な特徴を挙げてみましたが、あなたの親はここに当てはまりましたか?

特に母親は、あなたのことを自分でまだ何もできない赤ちゃんのころから、

多かれ少なかれ見てきてお世話をしてきたと思います。

なので、その苦労が多い記憶の親はどうしてもあなたのことを、何歳になっ

ても「心配でしょうがない」という気持ちがあります。

「この子は自分では何もできないから(と勝手に決め付け)私が代わりにやらなくちゃ!」

といって、子どもがやるべきこと考えるべきことも、子どもにやらせずどん

どん母親がやってしまう、という事を平気でしたりします。

例えばこんな時…

*過干渉ファイル①

まだこれは私が高校を卒業して新社会人になって間もなくのこと…

土日に体調を崩し風邪をひいて寝込んでいた私は、月曜日になっても相変わ

らず具合が悪かったので(扁桃腺が弱く、めっちゃのどが痛かった日でし

た)会社に休む旨を自分で電話しようとして携帯を持った。

↑電話はできる状態でした。

が、母親が

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”1.jpg” name=”過干渉’s母”]電話できないでしょ。わたしがかわりに会社に休むと電話してあげるわ[/speech_bubble]

といってすぐに自分の携帯を取りあげられ、会社に電話された。

 

(後日、職場では上司から

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”1.jpg” name=”日乃助上司”]日乃助さんは、具合悪いと、かあちゃんに電話かけさせるんだな(笑)そろそろ社会人なんだから学生気分は抜かないと!(笑)[/speech_bubble]

変な誤解も混ぜられチクリと言われる。)

 

[speech_bubble type=”think” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”日乃助”]いやいやいやw こっちは自分で電話かけようとしましたがw[/speech_bubble]

 

職場の人から自分への印象も、最初が肝心なのに母がとった行動のせいで、

自分に対する周囲からの印象の質を、勝手に母に落とされた感じがして嫌で

した。

↑ ここで無用に雰囲気をめんどくさくしてもいけないと思い「自分でかけ

ようとしたら電話取られて、母が勝手にかけてくれたんですよ」とは言えま

せんでした。;;

*過干渉ファイル②

母親に否定されて育ってきたため、自己評価が低かったのと母親の離婚から男

性が苦手だった自分に、初めての彼氏ができ、嬉しくて喜んでいた。

がしかし、彼と会う前になると母から毎回、

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”1.jpg” name=”過干渉’s母”]あんなダメ男、やめときなさい。早く別れなさい。お母さん、あの男嫌いだから。[/speech_bubble]

なぜ”ダメ男”と言うのかの理由説明もなく。

しかも、彼と付き合っているのは私なのに、なんでアナタの好き嫌

いに従わなきゃならんわけ??(怒)

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”1.jpg” name=”過干渉s母”]別れろと言うお母さんの言うこと聞いていれば全部正解なんだから。 あの男と一緒にいたら、日乃助が不幸になるよ![/speech_bubble]

と本当にしつこく言われ続け、結局精神的に参ってしまい、彼にそれを話したら、

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”1.jpg” name=”面倒見のいい彼”]いつもお母さんが…お母さんが…で、あなたには自分ってものがないんだね…[/speech_bubble]

と呆れられ結局大好きで仕方なかった彼からフラれ別れることに…

 

(今思うと、母親の言葉から受ける強い精神的ストレスを少しでも減らそうと、誰かに聞いてほしくて、身近な存在だった彼に

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”日乃助”]ねぇ、聞いて? 母にこう言われたんだけど…(涙)[/speech_bubble]

と話す私も私でしたが・・・;)

これに対し、私は母へ「お母さんがあんなこと言ったから、別れることにな

っちゃったじゃない!」と反論しました。

(今思うと、お子様ですね^^;;)

が、母は自分の話は聞きもせず、

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”1.jpg” name=”過干渉’s母”]あ~、ほんっと~うによかったわね^^ あの男と別れられて^^ だからお母さん言ったじゃない! 別れたほうがいいって^^[/speech_bubble]

と、初めての彼だったのとうまく付き合っていきたかった彼との別れで、とても悲しい自分の気持ちには一切共感してくれず、喜ぶだけでした。

*過干渉ファイル③

男性不信も長い年数を経て、ようやく抜け出た時期に結婚が決まりました。

ですがある日私の実家に夫婦で足を運んだら、母から子どもはいつできるのかの話

になり、そんな我々に対し、子どもを妊娠する時期生む時期、生む人数まで

詳細に指定されました。

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”1.jpg” name=”過干渉’s母”]いま日乃助が30歳なら、来年までに妊娠して、32歳までに一人目生むでしょ?

そうしてすぐ二人目を妊娠すればギリギリ高齢出産にはならないね。いいじゃない! このプラン最高でしょう![/speech_bubble]

 

などと、結婚後もなかなか妊娠できなかった自分を見かねてなのか私の夫

に対して高齢出産になるとこういうリスクがあるという新聞記事を見せて熱

心に説明してきた。

夫婦のことだから我々で決めるから。と夫が言っても、

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”1.jpg” name=”過干渉s母”]あなたたちだけだと頼りないし、ちゃんと子どもができるか不安で心配だから。[/speech_bubble]

と言われ

夫が結構ドン引きしていても、気づくこともなく話をやめなかった。

その後、夫からは実家からの帰りに

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”1.jpg” name=”夫氏”]あなたの母親は、人に言っていいことと言わなくていいことって、分別つかない人なのかねぇ。…ほんっと呆れたわ。[/speech_bubble]

と吐き捨てるように言われ、その日は夫婦の雰囲気も気まずいものに…。

 過干渉な母親から子どもが受ける影響

自分への評価が限りなく低くネガティブになる

物心ついた時から、母親に「私はこう思う」という気持ちや考えを伝えてきた

が、ことごとく否定・却下され、そんなことより親の言う通りにしなさい

言われ続けて育ってきました。

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”1.jpg” name=”過干渉’s母”]そう。私の言うことさえ聞いていれば間違いないのよ! 私の言うことはパーーーーフェクツ!!![/speech_bubble]

 

なので、「誰も自分の話なんか聞いてくれないんだ。思うことを言ってはい

けないんだ。」と思い込むようになり、周りに自分の意見を言うことができ

なくなりました。

学校でおとなしいけど変わってるヤツだと、いじめられていたこともありそ

れを親に相談しても、「あんたが悪いに決まってるじゃない。知らないわ

よ。」と突き放され、

そのうち家族含め周りを一切信用しなくなり、自分を責め続ける日々が続き

ました。

「自分が生きてるからみんな自分を責めるんだ…」

「いなくなれればいいのに…」

そう思って毎日布団の中で泣いて過ごしていました。

(今思うと命を絶つ勇気もないのに、毎日毎日この世からいなくなりたいと

思っている超メンドクサイやつでしたw)

大人になった今でも親に認めて信じてもらいたいと思う

今でも、○○をしたら親に褒めてもらえるかなと思ってしまう

例えば、少々極端ですが、見ず知らずの土地に一人で嫁ぎ、夫は数年単位で

出張のなか、3人4人の子育てをなるべく周りに頼らず一人でしたら…それ

くらいすれば親にほめてもらえるのかな とか幻を思ってしまいます。

 

もっと私を母の助けなく色々出来る一人前だと認めてよ!!

 

もっと私の事を一人の大人として信用・信頼してよ!!

 

と、母親の言動次第では今でもたまに、そんな叫びが頭をよぎることがあります。

何歳になっても、未熟で一人ではなんにもできない子どもだと、母親の中で

は、子どもが成長しているのを認めたくなくて、強制的に時間が止まってし

まっているのかもしれませんね。

「自分はどうしたい」のかがわからない

親から、自分の考えや行動を散々否定されて、親の言うことに従って育ってきた暁に待っているのがこの現実です。

 

自分はどうしたい かが分からない。

 

自分のやりたいことや意思が分からない。

 

本当に皮肉なものだと思いますよ。ことごとくね。

だって、あなたはたとえイヤイヤながらも、親の言うことに従って生きてきた。なんにも悪いことしてない。

親が言うように、自分を我慢して殺して、いい子でやってきた。。

 

なのに!

 

それなのに、いざ年が経ち親から離れて生きていこうとした時に、自分でよ

く考えて選択することができなくなっているんですよね;

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”過干渉っ子”]ふざけんな! なんで俺がそんな目に合わなきゃなんねーんだよ!![/speech_bubble]

そしてそうさせた親自身は、

 

子どもに謝りもしないし、どうしたらいいかもアドバイスしません!

[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”2.jpg” name=”過干渉’s母”]そんなもの、子どもの人生だもの。 私には関係ないわ^^ 自分で考えなくてどうするのよ。おほほ。おーっほっほっほ![/speech_bubble]

 

…子どもが自分で考える力を奪ったのは、お前だろうが!!

 

自分で考えて選択しようと思っても、その選択が本当に自分がしたいことな

のかわからなくなってしまう… それで家族や周りの人に「この選択でいい

のかなぁ…」と迷ってしまい、親でなくても誰かがこうしたら?というとそ

の誰かの人のアドバイスに従ってしまう。

自分の人生の選択なのに、人のアドバイスがないと動けなくなったり、

常に人の意見を聞かないと決められない…

そういう状態に陥りやすくなります。

過干渉な親に悩む娘が、親から逃れるために試したこと

このように、親から過干渉を受け続けていると、いざあなたの足で立って

人生を歩いていかないといけなくなった時にあなた自身が苦労します。

(親の言うこと聞いていい子にしてきたつもりなのに、ホント皮肉ですよね…)

以下は参考までかもしれませんが、私が過干渉の自分の母親に対してどうに

か過干渉から逃げようと試したことを書いていきます。

*その1 母親の親(祖父母)に相談する

そうはいっても自分の親に注意されて無視はできないでしょう…と思って起こした行動でした。

……が。

私の場合は、祖母しかおらず、祖母に話したのですが

 

祖母も自分に対し過干渉型だったーーー!

 

(いつまでも私が5歳ほどの子どもだと思っている。)

 

[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”日乃助”]Ohhh! 神よ!……[/speech_bubble]

それでもたまにはうちの母に

「もういい大人なんだから一人でやらせてあげなさい」

とはいってくれたので、少なくともその場は効果はありました。

その結果1

祖母にそう言われたら、少しは干渉するのを控えてくれました。

母自身、自分も子どもの頃は祖母にいろいろ意見をして怒られていたようで

すが、それと同じで、子どもの私にも少しは自分の考えってものがあるだろ

うから心配や指示をしても仕方ないかと思って、その時から少しの間は干渉

を控えてくれました。

*その2 親が何と言っても負けずに自分の意見を言う

これはもしかしたら、よくあるタイプのいじめと一緒で、自分が自分の意見

を主張しないから『黙ってるからどんどんやっちまえぇーー!』的なものか

と思って、自分が思ってることを都度言ってみました。

その結果2

少なくともうちの母には逆効果でした…w

親の中では、「子どもが自分の考えを言う=親に対して歯向かう態度」

としかとられなかったようで、さらに暴言罵言の反撃を食らいましたw

私としては、ケンカ腰でわめくように話したのではなく、普通に落ち着いた

口調で親に自分の考えを話しました。

しかし母は私に対しては、「子どもは私の言うことだけ聞いていればいい」

という考えが根強く、自分と意見が違う=母親に対して反抗しているという思

いしかないようです。

*その3 母親と離れて暮らし連絡をなるべくとらない

 

もう、母親のことが心底大っっっっ嫌い!!

 

という気持ちがあなたにあるか、そこまで強くないかはわかりませんが、

私が試した中で、

母親と離れて暮らし、連絡をなるべくとらない。

これがなかなか効果があったように思えます。

一見すると親がかわいそうと思うかもしれませんが、ここはあなたが自分を

大切に生きていく為にも、一旦は心を鬼にして連絡をなるべく絶って下さい。

今まで親の言うことをずっと聞いてきて、良くも悪くも自分に選択権がない

生活をしていると、親に関わらないで自分で考えて選択していくというの

は、状況によってはかなり勇気がいり、怖いと思うかもしれません。

ですがそこを一歩踏み出すと、何よりあなたが一番楽に自由になれると思い

ます。

なんとか親の元から離れる為に資金貯めや準備をすすめてきた私も、ほんとうに痛感しています。

親の過干渉から逃れるために、一番いいのは

 

あなたが親から「物理的な距離をとる」ことです。

 

そして当面の間、音信不通にすることです。

 

(なるべくなら電話や引っ越し先の住所、勤め先の会社名、住所は教えない

方がいいですね。 親があなたに弱みを見せてきても…です。

かなりやり手の、過干渉親の場合ですと、興信所などで調て追っかけ

て来る可能性も考えられるので…)

 

それがすぐは無理なら

その為の準備を、一日でも早く達成できるよう行動を起こし

ましょう。

例えば、もしあなたが何らかの理由で過干渉な親とともに住んでいたら、

□貯金をして半年後には家を出る。

□いますぐは無理なら、親から離れた後どういう暮らしがしたいか詳細に計画しておく。

(その為に、今月・今週・今日、何ができるか行動を起こせるはずです。)

その結果3

これは、私の親には効き目大!でした。

私の親とは、それほど「物理的な距離」は離れていませんが(車で1時間程の場所)メール、電話などはすでに教えてあったため、時間関係なくかかってきても

全無視!!

しましたw かけ直しもしていません。

もし、どうしても応答しなければいけない時は、私の親のことは「家族」ではなく「興味もない他人」という気持ちで接しました。

もう、対応がかなり冷たく事務的でした。

そのうちに親から連絡の頻度が少なくなり、会うこともよほどのことがない限り会わなくなりましたね。

母親からは、自分(母自身)が死んでも日乃助には知らせないから。

といっているので、向こうからも私に関わるのは嫌になったのだろうと思います。

 

というように、もう過干渉親のそばには絶対いたくない!!

という気持ちがあなたにあるなら、少しでもあなたのご両親で過干渉の雰囲

気を長く感じているとしたら、どうにか環境をご自身やあなたの味方になっ

てくれる人の手を借りて、少しでも早く過干渉な親から距離を取った方がい

いと思います。

親の過干渉は(程度にもよりますが)死んでも直りません

まとめ

過干渉な親はたいてい親から見た、「我が子の為を思って」の強い気持ちで行動を起こすことがほとんどです。

でも、適切ならいいですが子どもにとって、「親が関わりすぎてくる」となるとそれはよろしくないですよね…><

親本人は、それがあなたに悪影響を及ぼしているかどうかなんて、考えもしないし気づきもしません。

だから、親の過干渉は正直なおらないと思います。

こっちから見て残念なくらい、ほんとーに直りません(><)

 

だって、あなたの親の中では、きっと

過干渉=子どもへの愛情 だから。

 

なのでこれからは、親ではなくあなたが、あなた自身のことを大事にしてあげて下さい。

親のことをないがしろにしろという意味ではないですよ^^;

これからは、過干渉な親とは自分が楽な距離まで離れて付き合う。ということです。

それで、親がこんな悲しい気持ちになったのはあなたのせいだ!とか言ってきても、悲しい気持ちになっているのは親側の気持ちの問題なのでバッサリ切り分けましょう。(ひどいかもしれ)

今まで親の言い分を自分の意思に関係なく受け入れてきたあなたでしょうから、これからはあなたの言い分をしっかり聞いて大事にしてあげて下さいね。

少しでもこういった親に育てられたあなたへ、

この記事で、これからは親の言うとおりでなく、自分の人生を選んで生きていける考え方の一助に少しでもなれたら…と思います^^

 

※今後も、気づきがあれば随時、加筆修正していきます。

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