どうも日乃助です。
突然ですが、あなたは下のような困ったことって経験ないですか?
趣味でイラストを描いている時でも、
『イラストのネタが浮かばないから描き始めるのに時間がかかる』とか、
学校の部活動などで描いている人でしたら
『他の人より枚数が描けない』とか…。
今回は、私もマンガ絵ではありますが描いているので、その苦悩はよーっくわかります^^; ネタがなくて描きたい気持ちがあるのに描けないって、本当に辛いですよね…; 時間ばかりとられてイライラしちゃいますよね;;
そこで今回は、イラストのネタが浮かんでこない時はこう乗り切ればいい!というコツについて書いていきたいと思います。
インプットを増やす
・自然の中を散策する
休日などのまとまった時間を取れる時にお勧めなのが、日帰り旅を兼ねた自然散策ですね。
山や湖、川辺、海、季節の花が沢山咲き誇る庭園など自然界のものに直接触れる機会は絵を描く人に癒しと新しいインスピレーションを与えてくれるはずです。
こういった場所では、絵のイメージに思いを馳せるだけでなく、直接目の前にデッサンできる対象があるので、散策ついでにスケッチをしてもいいかもしれません。
山や森、季節の花が咲いている場所は、植物・鳥・虫たちを描くことが出来るでしょうし、晴れている日なら湖や川辺、海などは水のきらめきの仕方を観察してみたり、水の流れかたもイラストを描く際のネタの参考になると思います。
例えば、丸い球のなかに水が入っているようなイラストを描く際は、水場での水の流れ方が参考になりそうですね。
・気になるアート系のイベントを見に行く
イラストを描く人の中には、美術の分野も興味が深い人もいるかと思います。
あなたはいかがですか?何か最近、なかなか見にいきたいけど行けれなかった美術展覧会などありますか?
それとか、まだアマチュアではあるけど尊敬している人の個展、いつも行っている好きな作家さんの美術館に、先日絵の入れ替えがあったなど…
行きたいと思っていたイベントに足を運んでみたらどうでしょうか。
他の人の描く色使いや、ペンタッチなどは、一人でイラストを描いているだけだと
なかなか気づけないポイントが見つかるかもしれませんよ。
・映画や画集を見てみる
インドア派なのでなかなか外は行かないとか、今日は外出するような気分じゃない… そんな日もありますよね。
そんな時は、映画(映画館でなくて、自宅でDVDでもいいので)を見ることや、図書館などで借りてきた画集も、イラストのネタを浮かばせるためのキッカケとして役に立つでしょう。
例えば、映画だったら見ているうちに、登場人物に感情移入して好きになってしまい、まだ見終わってはいないけれど急に無性に描きたくなった…とかですね^^
そういう場合は、自宅で見てる場合、最後まで見なくても途中で止めたりして絵を描き始めてしまいましょう。(映画館で見ていたら、描きたい気持ちを見終わるまでに目いっぱい育てておきましょう(笑))
画集でしたら、どんな画集を見るかにもよりますが、色使いですとか、イメージの足しには十分なるかと思います。
なるべく、アナログインプットを心がけましょう。
そのほうが、直接見たり触れたりすることで、素材や材質などの感触もわかりますし(色塗りの際に役立てたりできる)、ダイレクトに心に伝わるものを感じる事ができるからです。
図書館やカフェで描いてみる
※これは、多少人目があっても気にならない人向けかもですが^^;
ネタがなかなか浮かばないとか、ネタ切れになってしまう原因の一つとして、いつも絵を描く場所が同じということもあるかもしれません。
そこで、自宅や学校でなく、違う場所で描いてみるのをおススメします。
場所を変えてみると案外簡単に、イラストのネタが浮かばない!ということが解消されるかもしれませんよ^^
もし一人では勇気が出なければ、あなたと同じような趣味もちの友達と行ってみるのもいいですね。
(ただし、そうはいっても「公共の場」ですので、周りの人への配慮を忘れず、お互いこころよく利用しましょう^^)
雨の日に、こういう場所で誰にも邪魔されず描きたいだけ絵を描く… 普段なかなかゆっくりできない自分にとって、そんな時間は「至上の贅沢」に思えます(笑)
好きな音楽の歌詞や曲からイメージを膨らませる
この方法は私もよく使わせてもらうのですが、想像力も鍛えられていい練習にもなります。
最初にこんな方向のキャラを描きたい。と決めてもいいですし、
なにも決めずに音楽の歌詞や曲を集中して聴いて、想像を膨らましキャラを作るのもいいでしょうね。
少しでも、イラストのネタであるキャラ像(そのキャラの特徴など)や、景色、場面などが思い浮かんだら、ノートなど記録できるものに書いておきましょう。
特に、新しい曲などは一回目は先入観なく聞くことができるので、歌詞や曲から受けるイメージも広げやすいかと思います。
自分の好きな色から連想ゲーム(基本形)
ここからは、半分は連想ゲームのような方法の紹介になります。
まず、ノートに下のようなマスを描いて……(最低でも9マスがおすすめです)
「自分は青が好きだーー!」という例だと
クール | 青 | 深い安らぎ |
適当に書き入れましたが(笑)このように、真ん中のマスに連想する大元の色を入れてその周りに、その色から連想する言葉を書きいれていきます。
この9マスでイラストのネタとして描くのに足りなければ、さらに外側の言葉を使って同じように連想した言葉を書いていきます。
ここからキャラ像を想像して、連想した言葉のイメージからイラストを描き始める方法です。
植物や動物からイメージを連想する
既存のキャラクターでも、自作のキャラでもいいと思いますが、身の回りの植物や動物などを擬人化・シンボルとして、イラストネタを作っていくのも一つの方法です。
1.先に描きたいイメージに合う動物や植物を描く。それに合う人物を描く。
2.そもそも最初から描きたい動物や植物を擬人化して描く。
今思いつく限りではありますが、まずは上の二点ですね。
例えば、食虫植物×女の子 とか… (゜-゜) …あら。イメージちょいぶっとびすぎ?w
一つの言葉から多方向へ連想ゲーム(応用形)
イメージをさらに自分の言葉に置き換える
連想系、先ほどもイラストのネタ掘りとして使いましたが、今度は少し広い視野で使ってみましょう。
例えば、また思いつきの言葉で例に出すと
例: さくらんぼ
ツヤがある | 甘酸っぱい | 初夏 |
丸い | さくらんぼ | 桜桃 |
種がある | 赤い | ふたつ |
ここから、さらにイメージを膨らませます。
ツヤがある → 髪の毛がつやがある・肌につやがある
丸い → 顔が丸い・体型が丸い
ふたつ → 双子のキャラ・顔は違うけど色も形も全くおそろいの服
初夏 → 明るく元気がいい子・笑顔がまぶしそうなキャラ
甘酸っぱい → まだ大人になる手前の少女・むしろ幼い女の子
種がある(芯がある) → (種を芯と置き換えて)芯のある子・ちょっと気が強い・しっかりしていて頼もしいキャラ
赤い → 髪の毛が赤い・来てる服や持ち物が赤い・照れて顔が赤い
桜桃(さくらんぼの和名)→ 名前に使えそう・柔らかい感じ・和風なイメージ・初々しい雰囲気
などから、キャラクターを作り上げていきます。
イラスト投稿誌・サイトなどから参考にしたいものをネタ帳としてストックする
※完全パクリ…ではなく、あくまで「参考にする程度」です^^;
例えば、気になったイラストの中で使われているアイテムをネタとして、イラストネタ帳などをスケッチブック等に作り、自分のイメージで描いておく。(全くの模写でなく)
例えば、あなたが雑誌やネットの投稿イラストのなかで、洋風の鉄製のおしゃれなフェンスに心魅かれたとしましょう。
「あ、これデザイン凝っててかわいいなぁ~^^」と。
それでその鉄製フェンスの模様を参考にして、あなたが描く際は、例えば女の子のドレスのすそのレースへ、その模様に少し手を加えて描いてみる… などです。
あなた自身が手を加えて描いたものは、今後描いていく中のイラストのネタとして大事な資産になっていくはずです。
イラスト何描いたらいいかわからない>< ネタが浮かばない!(泣)という時にもきっと心強い味方になってくれるはずです。
なので、イラストネタ帳を作り、そこに描き残していくことをおすすめしますよ。
まとめ
いかがでしたか?
イラストを描くネタがなかなか浮かばない! 描きたい気持ちはあってもネタ切れでペンが進まない!
そんな時の解決方法として
・インプットを増やす
(自然の中を散策・気になる美術展にいく・映画や画集を見てみる)
(なるべくアナログインプットがおすすめ ←直接見たり触れたりした方が学びになる為)
・図書館やカフェなどで描いてみる
・好きな音楽の歌詞や曲からイメージを膨らませる
・自分の好きな色から連想ゲーム
・植物や動物から連想してみる
・一つの言葉から多方向へ連想ゲーム
(イメージをさらに自分の言葉に置き換える)
・イラスト投稿誌・投稿サイトなどから取り入れてみたいアイテム、イメージをストックする
を試してみるとよいかもしれません。
これからも、あなたに楽しく絵が描けるイラストライフがありますように^^